朝ドラ「らんまん」がきょう終わった。切り花は好きだが、野の花にあまり興味がなく、主人公の万太郎役、神木隆之介くんにもそう惹かれるところはなかったが、妻寿恵子役の浜辺美波が最近の若い女優さんの中では抜群の雰囲気で、彼女が出てくるシーンに見とれ、この朝ドラはちょっと見た。 折しも、朝ドラの最高傑作と思っている10年前の「あまちゃん」の再放送をBSでやっており、このところ1週間分をまとめて日曜午前の放送で見ている。主役の能年玲奈(現のん)も毎日新聞のコラムで「再放送を時々見て、あのドラマ、面白かったなぁ」なんて書いていたが、その「あまちゃん」の再放送も今度の日曜日でおしまい。「あまちゃん」は朝から軽快なメロディーが聞けて一日が元気でスタートできたことを思い出す。 さて、次の朝ドラだが、ブギの女王、笠置シズ子の一代記を放送する。主役は趣里という女優さん。あんまり好みの顔ではなく、ファニーフェイス。若い女優さんなんだろうと思っていたら、なんと33歳での主演という。なんで?と思っていたら、この趣里ちゃん、水谷豊と元キャンディーズの伊藤蘭の愛娘なんだとか。踊りの経験があるところを買われたのか。 でもこのドラマは見ないだろうなと思っていたら、数日前の番宣でシズ子が入った大阪の歌劇団の先輩ダンサーとして、蒼井優が出ることを知り、彼女の踊りなら見てみようかと思った。蒼井優は南海キャンディーズの山里亮太夫人で、先年女児を出産した38歳だが、俺は彼女が主役をやった「フラガール」のダンスシーンにしびれたことがあったのだ。 優ちゃんのダンスが見られるなら、「東京ブギウギ」は見てもいいか。さらに笠置シズ子を世に出した作曲家、服部良一の孫、服部隆之がこの朝ドラの音楽を担当するとか。祖父がモデルの一人である番組の音楽はそう下手なことはできないだろう。大阪製作の朝ドラは「カムカム……」をのぞいては総じてテイストが合わなかったが、さてどうなるか。朝、ちゃんと起きれるためにも、面白く作って欲しいのだが。 × × × × 今週の拙宅の花は濃いピンクの大輪のバラ「エースセリーヌ」とオレンジ色のバラ「カルピデュウム」です。
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