ラグビーW杯で日本を応援しないと非国民とされるようなムードなので、日曜夜はアルゼンチン戦を日テレにくぎ付けになって見た。そしてきのうスポーツの日は、朝NHKで五郎丸歩や岡田准一の副音声を聞きながら見た。録画で結果がひっくり返る訳もないのにね。 で、感じたのは日本とアルゼンチンのフィジカルの差だ。日本はモールでずっと押し込まれていたように思う。日テレの解説はジャイアントキリングが日本のお家芸みたいなことを言っていたが、開始早々アルゼンチンに簡単にトライを決められ、すぐに追いついたものの、一度もリードする局面はなかった。 後半20分過ぎからアルゼンチンの動きが止まるはずとか言っていたが、止まったのは日本の方で、パスミス、ノックオンも多く、ラインアウトのボールも満足に取れなかった。一方、アルゼンチンの当たりは最後まで強力で、バックスの動きも素早かった。残念ながら力の差は歴然としていた。元主将のリーチ・マイケルが「弱いから負けた」と話したが、その通りだと思う。 ラグビーの面白さは、スクラムから出たボールをバックスにパスできれいにつないでいって、トライを奪う華麗さだと感じているのだが、途中でタックルを受けてしまう肉弾戦では体の大きな外国勢になかなか勝てるものではない。日本のフィフティーンも外国生まれの選手など大柄なメンバーも増えてはきたが、柔道のような体重別の試合があってもよいのではと思ってしまった。 アルゼンチン戦の敗退で、日本は前回19年の日本大会で果たした8強入りはかなわず、27年のオーストラリア大会に夢をつなぐことになったが、世界の壁は厚いと思わざるを得ない。ラグビーの予選リーグ敗退で、バスケット、バレーボール、アジア大会と続いてきたスポーツの国際大会は一休みだが、スポーツの世界はジャニーズ問題のような誤魔化しは効かないから、勝った時の感動は大きいが、負けるとどっと疲れるんだよね。 × × × × あすは年長組の平日ゴルフのため”明日休診”です。今週の拙宅の花は濃いピンクの大輪のバラ「アヴニール」とオレンジ色のバラ「カルピディウム」です。 |
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