隠居志願のつぶやき2017

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...... 2023年10月30日 の日記 ......
■ 赤司の十三回忌   [ NO. 2023103001-1 ]
 きのうの日曜日はわが友赤司の十三回忌の法要に小平市の民間霊園まで出かけた。慶子夫人からの手紙に「平服でおいでください」とあったが、いつものぞろっぺな格好ではまずかろうと思い、まだ取ってある夏用の紺色の背広にワイシャツ、ネクタイで出席。ネクタイをするのはなんと3年ぶりか。そしたら参会者はみんなきちんとした服装でノータイは皆無。俺、両親の一周忌も七回忌も十三回忌もやったことないからな。やばかった。
 赤司家は彼の死後、慶子夫人が杉並の豪邸を売却。その金で長野県は諏訪湖畔に喫茶店「プカ」を開いて4年。自家製パンとボルシチが売り物で地元のミニコミにも写真付きで紹介されるほど繁盛しているとか。諏訪には介護士の資格を持つ次男が同行。陶芸家の実妹も工房を開き、97歳になる二人の母親の面倒を次男がよくみているとのこと。
 赤司には4人子どもがあり、法要には長女夫婦、三男夫婦とその子ども2人。長男のところは下の男の子がインフルエンザに罹ったとかで、赤司の亡くなった直後に生まれた最初の孫時子ちゃん=5年生=が代表して参列。あんなに小さかった子がもう5年生かとびっくりした。それに赤司の高校時代の同級生2人。竹橋の会社関係では俺も含めて3人が列席した。ゴルフをご一緒したこともある赤司の兄貴さん(79)も列席され、会食の場では「こんなに大勢おいでいただきありがとうございます」と挨拶していた。
 俺は何か記念になるものはないかと考え、この”つぶやき”の前身「冷奴の部屋」の赤司が亡くなった前後の記載を12枚ほどコピーして慶子ちゃんに進呈した。あれから12年か。慶子夫人はしっかり喫茶店経営者としての歩みを重ねているが、俺は栃木に出稼ぎに行っていたくらいで、大したことをやっていないなと思った。
 折しも日曜は競馬天皇賞の日。会食しながら土曜日に前日発売で購入した馬券の行方が気になったが、こういう時は当たらないものなのである。

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