隠居志願のつぶやき2017

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...... 2023年11月06日 の日記 ......
■ 競馬場見学   [ NO. 2023110601-1 ]
 きのうの日曜は今年中の決着を目指していた懸案を片付けた。かねて競馬場に行ってみたいと言われていた新内の柳家小春師匠を東京競馬場にお連れし、パドック・馬券売り場・観覧席の”愛の不毛の三角形”を実際に歩いていただいたのである。小春師匠の三味線の弟子で女優の晶ちゃんも同行。3レースに参戦した小春さんは惜しくも馬券を外したが、競馬場の美しい眺めを堪能した様子。晶ちゃんは最初の9レース百日草特別から単勝の1点買いを的中させ、換金の醍醐味も味わったのである。
 国立の音楽茶屋「奏」で行われた今年春のライブの後の雑談で、20年前から聞いていて、猥歌の手ほどきもした小春さんが「一度競馬場に行ってみたい」と言うので、「それは俺のホームグラウンド。任せなさい」と言ったものの、彼女のスケジュールが立て込んでいて「11月の東京開催を逃すと来年になってしまう」と多少脅しを掛け、昨日の競馬参戦が決まった。
 当初の待ち合わせは西国分寺駅で午後1時半。小春さんは夜「奏」で新内のライブが予定されており、西国のコインロッカーに和服と三味線を預け参戦するつもりだった。ところが、世田谷に住む小春さんは溝の口に出て南武線に乗って府中本町経由で西国に向かうと言う。東京競馬場の最寄り駅は府中本町なのだ。
 「府中本町・西国分寺間を往復するのはあほらしいね」とメールに返信したら、「府中本町駅構内に大きなコインロッカーがあるようなので、そこで待ちます」。途中の電車内でスマホでいろいろ調べている様子。三味線だけでなくデジタル能力も高いのだ。西国で晶ちゃんを拾い府中本町に向かうと小春さんは指示通り「スポニチ」を購入して待っていた。
 長い連絡通路を通って200円の入場料を払って競馬場に入ると、ちょうど8レースがゴールするところだった。すぐにパドックに移動し、9レースの百日草特別に出走する9頭の周回を見る。このレースは力が拮抗していて何が勝つか分からない。晶ちゃんは名前が気に入ったと4番アーバンシップの単勝。人込みを押しのけ最前列で馬を見た小春さんは4−6の馬連。俺は1・3・4・5・6のボックス三連複と4・5・6・7・9のボックス三連複を計2000円買ったら、4→7→5の決着。晶ちゃん4.1倍を的中。俺20.8倍をゲット。
 10レースは外れ、メーンのアルゼンチン共和国杯。小春さんの買い目は馬連4−9、4−17、9−13の3点。俺は9・13・17の馬連ボックスを厚めに買い、9・17を1着候補にした三連単の3着候補に4と5を入れた。ラジオ中継は9→17→14と放送したが、なかなか確定せず3着は4番と14番の同着。これで馬連11.7倍に加え三連単36.5倍もいただきである。指南役としては面目を保ったが、密かに買っていた京都メーンは1着3着で、回収率は97%にとどまったのでした。
 夜のライブにも出撃したが、小春さんはよく長い新内を演じられるものだと感心しました。

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