この秋毎週のように府中の東京競馬場に出撃しているが、9月以降プラスで帰ってきたことは一度もなかった。しかし、おとといのエリザベス女王杯の日は違ったのである。この京都のメーンレース、1−2の馬連(15.8倍)を本線で的中させ、東京10レースのユートピアステークス33.7倍を軽く抑え、全部で8レースで遊んで4000両の浮きである。 今週はマイルチャンピオンシップ(京都)、来週はジャパンカップ(東京)とG1レースはまだまだ続く。この調子で頑張るぞ! エリザベス女王杯は重賞未勝利ながらルメール騎乗の1番ブレイディヴェーグが一番強いと思った。それに昨年の覇者7番ジェラルディーナ(結果は5着)、調教タイムがよかった2番ルージュエヴァイユがいいとみて、この3頭の馬連を厚めに買い、三連単は2−3−6フォーメーションにした。この3着候補には11番ライラック(同4着)、13番サリエラ(同6着)、12番ゴールドエクリプス(同14着)を入れた。 ここに強いことは分かっている3番ハーパーを入れておけば97.8倍をゲットできたのに……。しかし、強いけど勝てないハーパーは切ると決めていたのだ。う〜ん、ライラックがハーパーを抜いていれば2万馬券だったのになぁ。 この話を毎月曜日朝、西国駅前の「エ・プロント」で競馬結果について歓談しているH氏にきのうしたら、東京の1レースから12レースまで新馬戦をのぞき、ワイドと三連複を100円ずつ10通り以上買うH氏は全く興味を示さなかった。土日の競馬が待ち遠しくてしょうがないHおじさんは、土曜など中央線の始発に乗り立川に出撃。オールナイト営業のはずのマックが開いておらず、駅構内で予習し、ウインズで東京・京都・福島の3場の1〜4レース全てに参戦。午後の特別レースは東京だけ馬券を買い国分寺の自宅でラジオ中継を聴いている。 G1のエリザベス女王杯は全く予想もしていないのだ。こういう競馬愛好家もいるのだ。土曜は京都の1レースで三連複万馬券を取ったが、その後はさっぱりだったとのこと。取ったはずのワイドを記入ミスで外してみたり、同じ三連複を間違って記入し、25倍を200円も取ったりした様子。ま、バタバタしていれば、マークシートの記入ミスはよくあることなのだが、おじさんは「俺はどうなっているのだ」と嘆いていた。 おじさんは100円馬券しか買わないから「これじゃぁつかない」と買わなかったワイドがことごとく的中している様子。昔の買い方なら三連複を軽く取れたレースが1日に4、5レースはあったと言うので「そりゃ、前の買い方に戻した方がよろしいのでは」ときのうは競馬談義を1時間で切り上げたのでした。そうすると現在の買い方の方が来るのが、競馬の世界なんだけどね。
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