土曜日、飯能市のゴルフ場で竹橋の会社関係者17人、5組で行われたコンペは散々な出来だった。このコンペは22年前から行われていておとといは83回目。俺は15年ほど前から幹事長をしている。前夜、早めに床に就こうと思った11時半、横浜に住む前の幹事長A氏から留守電に「場所はどこだっけ?電話でもメールでもいいので教えて」と入っているのに気付いた。 着信は9時半。「おいおい」と思いつつ電話したが、もう寝たのか出ないので「8時23分スタートの第1組ですよ」とメール返信した。それで満足に眠れなかった。スタート40分前にゴルフ場に着くと、通り雨がけっこう降っている。A氏は総参謀のてっちゃんにまで電話したみたいで「腰が痛くて完走できるかわからん」ととぼけたことを言っていた。 で、パター練習も素振りもせず開会式の写真を撮って、コースに出たがどうも気持ちがふわふわしている。このコースでは10回近くプレーしているが、いいスコアで回ったことがない。特に左に池が続いている3ホール目の打ち下ろしミドルで、いつもグリーン手前のバンカーに入れ大叩きしている。果たして同じ轍を踏みここで9つ。やれやれ、今回も上位は無理だと思ったら、9ホール目でもグリーン手前のバンカーに入れ、出すのに3打かかった。前半は久しくなかった62。 カートに付いているメンバー全員のスコア表を見たら、前半3つハンデを差し上げている82歳翁は60で2打も負けている。後半は4つハンデをあげているので、トータルで勝つには後半10打差をつけなければならない。これはとても無理と思いつつ諦めてはいけないとプレーしたら、ミドルでパー2つ、175ヤードのショートでも内々のニアピンの2枚重ねをゲット。 ラストホール、難しい池越えのミドルで、後半崩れた82歳翁にダブルボギーなら勝てることが判った。ここをギリギリ、ダボで上がり後半は50で回り、82歳翁からは500両をふんだくった。もっとも持って生まれた運なのか、徳なのか、82歳翁は83回大会を記念した8+3=11位賞(3000万円)に滑り込んだうえ、的中2票しかない1、2位枠連当ての馬券(配当1億円)を準優勝した同枠のプレーヤーのおかげでゲットしたからなぁ。 優勝はなんと前夜電話してきたA氏。腰痛で適度に力が抜けたのが良かったのだろうが、会場も分からなかった人の優勝は納得ができないなぁ。俺のスコアは112で、これで今年の平均スコアは106.4と昨年の106.6を0.2ポイント上回っている。年末まであと2回ラウンドするが、きっちりプレーして昨年平均をわずかでも上回るぞ。
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