隠居志願のつぶやき2017

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...... 2024年03月21日 の日記 ......
■ 感想文のバイト継続   [ NO. 2024032101-1 ]
 某団体に頼まれ大学生を対象にした読書感想文の課題図書の選定と感想文チェックのアルバイトをもう十数年やっている。先週この団体の担当者とZoomでの会議を行い、新年度もこのバイトを続けられることになった。今年度受け持った大学2年生17人が3年になるのを持ち上がりで担当する。1,2年次と比べ年間に読む本の数は課題図書が1冊減って8冊に、自由課題も1冊減って4冊になる。
 これは課題図書を夏休み冬休みにちゃんと読み切れていない学生がいるとの他の学年担当者の意向が働いたと思われる。きょうび課題図書と自由図書を月計2冊ずつ読んで800字の感想文を書くのはなかなかシンドイことなのだろう。
 俺は読書感想文を書かせることが本ギライを生む一因になっていると考えている阿呆なので、課題図書は読んで面白く、絶対他人に薦めたくなる内容で、友達に話すように感想文を書いてと常々話している。さらに世の中には多くの作家がいることを知ってほしいので、課題図書の作者はダブらないようにしている。
 今の受け持ちの学生には1年次には小野寺史宣、浅田次郎、三浦しをん、菅野仁、池永陽、宇江佐真理、原田マハ、鎌田實、竹内政明、2年次には凪良ゆう、宮本輝、町田そのこ、磯田道史、高田郁、向田邦子、奥田英朗、福岡伸一、山本兼一の代表作を課題図書にした。3年次のラインアップもすでに検討を終わっており、茨木のり子、門井慶喜、東野圭吾、湯沢規子、馳星周、黒川博行、更科功、葉室麟の本にするつもり。
 お金のない学生が相手なので、単行本は課題図書にできず、文庫もしくは新書に限られるのがちとつらいところだ。

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